放射線技術科
X線写真
一般撮影部門
一般撮影(or単純X線撮影)とは?
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X線発生装置
島津:RADspeed Pro
東芝メディカル:KXO-50G
FPD
コニカミノルタ:Aero DR
X線を使い、胸部や腹部、骨の状態を撮影します。
X線は肺のように空気がたくさんある部位は透過しやすく、骨などは透過しにくいという特性を持っています。体の組織や臓器によって透過性が違い、その透過性の差を画像化して表示しています。
当院では2015年よりFlat Panel Detector(FPD)装置を順次導入してきました。
2021年より全ての撮影室でFPDが使える体制となりました。
FPDは従来のComputed Ragiograpy(CR)装置と比較して、以下の特徴があります。
FPDの特徴
- 被ばくの低減
- 高精細に撮影
- 撮影時間の短縮
- 体位変換の負担軽減
また、2024年3月より新しいX線発生装置が導入されました。
撮影室内で撮影条件が変更できるようになり、検査時間の短縮、効率が上がりました。
検査の内容について
一般撮影室は3部屋あり、撮影する部位により各部屋からお呼び出しさせていただいております。撮影室内ではさまざまな体位をとって撮影を行っていきますのでご協力お願い致します。
また、検査所要時間は、撮影部位や撮影枚数により様々ですが5分~15分程です。
検査の注意事項
X線を使って検査を行うため金属類、プラスチック類等の付いている衣服またはアクセサリーなどは場合によっては着替えていただくか、もしくは外していただく場合がございます。
例;衣服に付いているボタンやファスナー、時計、ネックレスなどの貴金属類、メガネ、入れ歯など
※検査を行う前に担当技師から確認させていただきます。また、衣服の着替えが必要な場合は検査着をこちらでご用意させていただきますのでご安心ください。
被曝について
この検査での被ばく線量はとても少なく、短期間に複数回検査を行なった場合でも、体にほとんど影響のない放射線量ですのでご安心ください。(下表参照)
しかし、一般的に胎児はX線に対する感受性が高いので妊娠されている方、もしくはその可能性のある方は事前にスタッフへ申し出てください。