病院案内

病院長挨拶

この度、令和6年4月1日、富山県済生会富山病院の院長に就任いたしました。井上顧問、堀江前院長の後を継ぎ、責任の重さに身の引き締まる思いです。済生会設立の理念「施薬救療」を心に、その職務を遂行してまいります。

当院の使命は、「患者さん本位の心温まるすぐれた医療の提供」です。それを通して地域住民の健康寿命の延伸、健康被害を抱える人々の生活の質の向上、働きがいのある職場環境の形成の実現を目指してゆきます。職員が一丸となり皆様の健康をお支えすることで、1人ひとりが活き活きと充実した人生を営む手助けを当院が提供できれば幸いに存じます。

当院が現在の富山市北部地区に移転開院してから四半世紀余りが経過し、病院を取り巻く環境も変化しています。救急搬送患者、特に高齢患者の増加や新型コロナウイルス感染症のようなこれまで想定していなかった疾患への対策など、長年使用してきた救急処置室では対応が困難で、十分な対策が取れないなどの問題が浮き彫りになりました。これらの問題を解決するためにクラウドファンディングで資金の一部を募集し救急処置室の改修を行い、より充実した医療を提供できる体制が整えています。

当院は富山医療圏北部地区の二次救急病院として、年間3,000人を超える救急搬送患者を受け入れ、緊急手術や血管内治療などの高度な医療にも対応し、地域医療での役割を果たしております。近年増加している高齢の患者さんは、すでに慢性疾患を複数お持ちのことが多く、これまで以上に医療・看護を必要とする方が増えています。当院では、集中的治療が必要な患者の増加に対応するため、令和5年4月より、高度治療室(HCU)の運用を開始しました。また、一次脳卒中センターとして、これまで通り脳卒中患者の治療にも当たっております。

医学の進歩とともに疾病発症のメカニズムが明らかになるにつれ、健康寿命の延伸に疾病予防の重要性が、ますます認識されています。当院では予防医学の充実のため、検診予防センターを増築中で、令和6年7月の完成を目指しております。

また、大災害や異常気象への対策として、DMATを整備し発電設備や備蓄倉庫などの浸水対策を行い、災害拠点病院として指定されました。

在宅で療養を続けておられる方に、訪問看護ステーションをご利用頂いています。舟橋にサテライトを設置しスタッフも増え、実績も増やしています。地域住民の医療・介護を支える、近隣の先生方と連携して、疾病予防から救急医療、高度医療、訪問看護と切れ目なく、地域における役割を果たしてまいります。

先輩諸氏の築いた病院を、働く職員の笑顔があふれる、働きやすい、働きがいのある病院へと発展させ、「患者さん本位の心温まるすぐれた医療の提供」を継続してまいります。引き続きご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

令和6年4月1日
社会福祉法人恩賜財団済生会
 富山県済生会富山病院
院長 亀山 智樹

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