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2019年4月 院長ご挨拶
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2019年4月 院長ご挨拶

101414_01.jpg   4月1日付で井上博先生の後任として院長を務めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。 

 
 私は生まれも育ちも富山県滑川市です。大学と卒後の研修期間を他県で過ごしました。昭和55年4月に富山医科薬科大学(当時)脳神経外科教室が開設し、初代教授の高久晃先生の下で指導を受けました。済生会富山病院には昭和61年11月に赴任し、今日までの32年間専門の脳神経外科領域、特に脳卒中の診療に携わってきました。

  本院の許可病床数は一般病床250床で、機能別では脳卒中ケアユニット(SCU)【高度急性期】6床、急性期一般【急性期】194床、地域包括ケア病棟【回復期】50床で構成されています。富山医療圏の中で競合する公的病院と比べ規模では見劣りしますが、患者さんに頼られる病院、地域になくてはならない病院、職員にとって働きがいのある病院、そのような存在感のある病院をめざしています。そして患者さん本位の心温まるすぐれた医療の提供により、地域住民の健康寿命の延伸と、障害を抱えている人々の生活の質向上に、少しでもお役に立ちたいと思っています。

  私たちは二つの使命の下で活動しています。済生会としての使命と公的病院としての使命です。まず恩賜財団済生会は、明治44年に明治天皇が発せられた「済生勅語」と御下賜金で設立されました。その創立理念である『施薬救療』は、低所得者などの医療費を免除もしくは減額する無料低額診療事業として、また刑余者など様々な事情で生計困難な方々に医療・福祉を提供する生活困窮者支援事業「なでしこプラン」に生かされています。本院を含め全国の済生会でこれらの事業活動が展開されています。

 次に公的病院において救急医療は求められている大きな使命と考えます。済生会富山病院は、診療時間内での救急患者受け入れに加え、富山医療圏内の病院群輪番制病院として第二次救急医療を担っています。またSCUを附設する県内唯一の病院として、平成19年以降24時間365日体制で脳卒中急性期の治療に力を尽くしてきました。また循環器(虚血性心疾患、心臓リハビリ)、がん、脊椎・関節疾患も、重点分野として取り組んでいます。

  さらに富山医療圏北部地域の中核病院として、地域包括ケアシステムに積極的に参画することも公的病院の大きな役割です。平成28年に急性期病床から転換した地域包括ケア病棟と平成29年に新設した訪問看護ステーションを活用し、医療関係者や介護職と連携して、在宅への復帰の支援を行っています。

 私たちはこれからも、得意分野を伸ばし、関係機関との連携を密にし、患者さんの立場で考え、最良で最適な医療を提供し続けたいと思います。  


2019年4月   
院長 堀江 幸男



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