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看護部

ご挨拶

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 当院は、患者さん本位の心温まるすぐれた医療の提供を病院のミッション(使命)に掲げ、二次救急に対応した中核病院としてハイケアユニットをはじめ、地域包括ケア病棟、訪問看護ステーションを有し、地域に根差した医療・看護を提供しております。また、地域住民の健康寿命の延伸のため予防医療に力を注いでおり、2024年には健康管理センターを拡充させ新しく生まれ変わる予定となっています。現在の健康管理センターを健診・予防管理センター(仮称)に拡充し、取り組みを推進していきます。
 看護部では、患者に関心を寄せ、患者・家族が求めることに気づくことのできる看護師育成に力を注いでいます。そのために、確かな知識と技術を提供できるように、充実した教育体制を整備するとともに、専門看護師や認定看護師、院内スペシャリストの育成に力を注いでいます。
 現在、認定看護管理者2名、専門看護師2名、認定看護師10分野15名が院内外で活動しています。また、特定行為研修修了者も4名在籍しています。それらのスペシャリストを主軸に新人教育体制を整備し、部署のスタッフ全員で新人看護職員を支え育てていく屋根瓦方式で一緒に働く仲間を応援しています。

 また、当院併設の訪問看護ステーションでは、在宅で過ごしたいという患者・家族の思いを叶えるために、病棟看護師、入退院支援看護師、医師、MSW等、多職種が連携しながら、退院支援を実施しています。在宅で過ごす患者の穏やかな顔をみることで、退院支援の醍醐味を実感し、さらなる患者支援の強化につないでいます。 また、職員が働きやすい環境整備の一環として当院の敷地内に昨年6月、「くすのき保育園」を開園しました。1か月の保育料が1万円と、とても利用しやすい金額となっており、職員からはとても好評です。出産後も安心して子育てと仕事が両立できるよう応援しています。 さらに今年度から新人看護師に就職支度金制度を準備しました。少しでも、自己研鑽のための学習教材の購入や社会人に必要な物品の購入などに充て、心配なく勤務できるよう後押ししたいと考えています。

 今年度の4月より白衣もモデルチェンジし、日勤と夜勤の区別が一目でわかるように、色を変え、働き方改革に一層力をいれていきます。

 全職員がやりがいを持ち、働き続けることのできる職場となるよう、看護部一丸となり取り組んでいます。皆さん、済生会富山病院でともに頑張りましょう。


令和5年 4月
看護部長
瀬山 尚子

理念・基本方針

看護部の理念

 すべての患者さんとその家族の皆さんに対して、患者さん中心の専門職看護を提供します。


看護部の基本方針

  1. 倫理に即した看護を提供します
  2. 安心できる安全な看護を提供します
  3. 満足度の高い看護を提供します
  4. 地域への保健・医療・福祉活動に積極的に参画します
  5. キャリア開発に努めます
  6. 組織経営感覚を養います

新人ナース Diary

新人ナースDiary 第1回

新人ナースDiary 第2回

新人ナースDiary 第3回

新人ナースDiary 第4回

新人ナースDiary 第5回

新人ナースDiary 第6回

新人ナースDiary 第7回

新人ナースDiary 第8


看護部の組織図

 看護部は、看護師の専門機能を効果的に発揮するために、病院内の位置づけと看護部内の指示・命令系統を明確にする。また、責任と権限を明らかにし、おのおのの職務分担を明示する。

令和4年4月1日現在

2022.4.1~

機能

 看護部の理念および基本方針に沿って、看護部の目標を達成するために、下図のとおり会議・委員会活動を行っています。
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教育体制の概要

看護部教育理念

 当院の目指す医療を実施していくために済生会人としての施薬救療の精神「思いやり」「確かな知識と技術」「人と人をつなぐ」を理解し体現する人材を育成します。
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教育方針

  1. 済生会人として施薬救療の精神を養う
  2. 確かな知識と技術に基づく質の高い専門職看護を提供できる人材を育成する
  3. 個人がその能力と生活に応じてキャリアをデザインし、発展させられるようその取り組みを支援する
  4. 自己評価・自己研鑽および人材育成・教育支援ツールとして、クリニカルラダーシステムを展開する

教育目標

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キャリア開発

看護部キャリア支援体系図
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新卒看護者教育体制

 新人看護職員臨床研修では、4月から6月までの3ヵ月間、配属部署での基本的看護技術の習得や複数患者の受け持ちができることを目指します。実務経験10年以上のスタッフが教育担当者(キャップ)として、また、実務経験3年以上のスタッフが実地指導者(エルダー)として新人職員の指導を行います。そして、部署のスタッフ全員で新人看護職員を支え育てていく屋根瓦方式で、一緒に働く仲間を応援します。

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新卒看護者(なでしこ)研修(令和3年度)

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新卒看護者教育課程

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リフレッシュ研修

 秋頃に、今年度入職した病院職員全員で院外バス旅行に出かけます。環境を変えることで、心も体もリフレッシュしましょう。同期での親睦を深めて良い思い出に・・・  ※令和2年度、令和3年度は中止しています
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ピアカウンセリング

 4月から6月は月に2~3回、7月から12月は月に1回、新卒看護師が全員集まって一緒に食事をとります。お互いの思いや悩みを話し合い“明日からまたがんばろう”と気持ちをひとつにしています。

メンタルヘルス

 新卒看護職員はカウウンセラーや教育研修看護師長(教育責任者)による面談を行います。

キャップ より ひとこと

 実際に職場で活かせる研修を企画し、新卒者の皆さんが思い描く看護師像になれるようにエルダーとともに私たち キャップ がお手伝いします。

継続教育 クリニカルラダー

 新卒看護職員(なでしこ)から始まり、レベルから さらに専門職看護領域へとそれぞれ進むことができます。クリニカルラダーの目的は、看護職員の実践能力を評価し、キャリア開発の動機づけと育成に活用することです。当院のクリニカルラダーシステムは、次の図のようになっております、自らのワークライフバランスを考えながらステップアップしていきます。必要書類や必要研修ポイントを準備して自己申告(自ら計画して)ラダー認定員会の認定を受けます。認定されると看護部長から認定証が送られます。

クリニカルラダーシステム

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研修の様子

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資格取得状況

当院では安心安全な医療のため、より専門で質の高い医療を提供できるよう、積極的な資格取得の支援をしています。
また、資格を活かして、院内での指導にも力を入れております。

認定看護管理者

認定看護管理者とは、病院や介護老人保健施設などの管理者として必要な知識を持ち、患者・家族や地域住民に対して質の高いサービスを提供できるよう組織を改革し、発展させることができる能力を有すると認められた看護師です。認定看護管理者の資格は、日本看護協会が認定しています。
(令和4年 4月 1日 現在 2名)

専門看護師

より水準の高い看護ケアを効率よく提供するため、特定の専門看護分野の知識、技術を深めた看護師です。

金のバッジをつけて複雑で解決困難な患者さんの問題や医療スタッフの相談に応じてから、水準の高い看護ケアを提供しています。

 (令和5年 11月 17日 現在 1名)

分野 人数
がん看護  1名

認定看護師

質の高い看護と看護師のキャリア開発ができるよう、認定看護師教育を病院で支援していった結果、100床あたりの認定看護師数は5.6名となっております。

当院の認定看護師には襟元に認定バッジがついておりますので、是非チェックしてみてください。

 (令和4年 4月 1日 現在 13名)

  分野 人数
1. 皮膚・排泄ケア
 2名
2. 緩和ケア
 3名
3. がん化学療法看護
 1名
4. 感染管理
 1名
5. 糖尿病看護
 1名
6. 摂食・嚥下障害看護
 2名
7. 認知症看護
 2名
8. 集中ケア
 1名



認定看護管理者・専門看護師・認定看護師紹介

認定看護管理者
看護部長 瀬山 尚子
看護師 千田 昌代
   患者・家族・地域住民に対して、看護職員が知識と技術を身につけ看護の質の向上に寄与できるよう教育体制を整え、質の高いサービスを提供する役割を担っています。また、労働環境の整備やワークライフバランスの推進など、看護職員がいきいきとやりがいを持ち働くことのできる職場環境の調整に努めています。

がん看護専門看護師
副看護師長 川部 恵
   がんは診断の時、再発の時など様々な場面で身体的・精神的苦痛をもたらします。治療の選択や療養に関すること、ご家族の悩み事など、様々な相談に応じています。患者さんとご家族の希望に沿った療養生活を送ることができるよう、共に考え、医療者や地域の担当者と協力して支援を行います。

感染管理認定看護師
看護師 千田 昌代
   病院へ診療に来てくださる患者さんはもちろん、患者さんのご家族、面会の方、病院で働く人々を感染から守るために専門的な知識と技術を用いて活動をしています。。

がん性疼痛看護認定看護師
副看護部長 柳原 照代
   がんによって引き起こされる痛みをがん性疼痛といいます。がん性疼痛の痛みは、お薬によって十分に緩和しコントロールできる痛みです。痛みを我慢しながら日常生活を送ることはとても辛いことです。痛みを緩和するため、医師・薬剤師と共に連携し、外来・入院問わず、相談に応じ、患者さんの痛みを緩和しています。

緩和ケア認定看護師
副看護師長 場家 豊美
副看護師長 藤縄 マスミ
   緩和ケアは、がんと診断された早期から継続して行われることが望ましいとされています。当院でも、医師からの病状説明時に同席し、早期から患者さん・ご家族の心の揺れに寄り添い、必要とする支援を継続して受けていただくことができます。
 また、外来・入院を問わず横断的に活動を行い、患者さん・ご家族の身体的・精神的・経済的な面への困りごとについて、多職種と連携し支援を行っています。
 また看護職員に対しては、緩和ケアに関する看護の質向上を目指し、定期的な勉強会を開催し知識の向上に努めています。

糖尿病看護認定看護師
副看護師長 若林 昌子
 糖尿病は慢性疾患であり、生涯にわたり治療や患者さん自身によるセルフケアが必要となります。これまでの生活習慣に、新たに糖尿病を管理していくためのセルフケア行動を取り入れていくことはとても難しく、不安や戸惑いなどを感じる方は少なくありません。
 患者さんがよりよい形でセルフケア行動を生活の中に取り入れることができ、合併症の発症や重症化を予防しながら、糖尿病と共にその人らしく健やかな生活を送ることができるよう糖尿病看護外来を行っています。

摂食・嚥下障害看護認定看護師
統括看護師長 高田 和加子
主任看護師 村川 高明
   近年、脳血管障害による嚥下障害だけでなく、加齢が原因による摂食障害も増えております。嚥下障害があると、口から食べることが困難な状態や、誤嚥性肺炎を起こすことも多くあります。当院では、口から食べる楽しみを継続できるように、サポートチームで、嚥下障害者に対して嚥下訓練を行っております。院内だけでなく地域において利用していただけるサポートチームを目指して取り組んでいます。

皮膚・排泄ケア認定看護師
看護師長 近村 厚子
副看護師長 舟田 あい子
   皮膚・排泄ケア認定看護師とは、皮膚や排泄に問題をもつ患者さんやご家族が入院から在宅に至るまで、安心して快適に過ごせるよう支援をしています。
 床ずれの発生は減少していますが、一方骨折治療によるギブス装着や血栓予防のためのストッキング装着など多様な医療機器が治療のため使用されます。その使用のため生じる皮膚障害が目立つようになりました。そこで、そのような医療機器装着における皮膚障害から予防できる取り組みをしています。
 次いで平成28年度からは尿道カテーテル留置後の排尿トラブルに対し、医師や理学療法士と共同し、チームで専門的ケアを提供しています。1日でも早く症状が改善し、排尿自立の方向へ導けるよう活動をおこなっています。

認知症看護認定看護師
看護師長 橋本 佳子
主任看護師 畔田 早苗
   認知症の方は突然の入院に混乱され、様々な症状を起こされます。入院される患者さんが、安心して治療が受けられ、早期に生活の場へ退院できるように、医師を中心に多職種と共に週1回病棟を回診しています。
 症状が安定された方に対しては、レクリエーションを定期的に行い、生活リズムが整うようお手伝いしています。

集中ケア認定看護師
主任看護師 稲田 浩子
   突然の入院により生命の危機的状況に陥る患者と患者家族に対して適切なフィジカルアセスメントを行い、病態の変化を予測し、安全で苦痛の緩和ができるケア援助を実践していきます。
 毎週月曜日には、呼吸ケアチーム(RCT)の活動においてコメディカルと連携をくみ、病棟看護師スタッフが人工呼吸器装着患者やNPPV装着患者へのより適切なケアが実践されるよう相談をうけ支援をいたします。

福利厚生

・更衣室内に仮眠室、シャワー室が整備されています。

・ユニホームは貸与され、委託業者により洗濯されます。

イベント

看護の日 ふれあいイベント

毎年、看護の日に病院を利用される方々(外来・入院患者、患者家族、面会者)や地域住民の方々と看護ケアの体験を通して、ふれあいを深めています。
※令和2年度、3年度はポスター掲示のみ

あなたの健康チェック
体組成計を使用し、体脂肪や筋肉量、推定骨量を測定します。
血管年齢のチェックや骨折の発生リスクを計算します。
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アロマハンドマッサージ
アロマオイル4種類を用いて、ハンドマッサージを実施します。
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摂食嚥下認定看護師・管理栄養士による嚥下食のご案内・展示
認定看護師や管理栄養士が脂質異常症や高血圧症など疾患に合わせ、管理栄養士がパンフレットを使用し指導します。

認知症テスト
認知症予防学会から出ている認知症自己診断テストを施行します。

なでしこ会

看護部では看護部会(通称なでしこ会)を開催しています。
なでしこ会では看護部長のあいさつに始まり、看護師への情報周知や看護部の活動報告などを行っています。

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令和3年度 なでしこ会 開催内容
開催月 内容
4月 新規採用者紹介
7月 講演
①「私の考える看護とは」副看護部長 瀬山尚子
②「チームステップス」医療安全管理者 高堂昌子
③「スペシャリストコースについて」専門・認定看護師委員会 川部恵
10月 スペシャリストコース事例報告会(1回目)
ラダー認定証授与式
11月 スペシャリストコース事例報告会(2回目)
12月 ゲーム大会
「コロナ禍でプライベート等を自粛し、貢献している看護師達を応援する時間」
1月 学会発表報告
①富山県看護研究学会発表 「外来看護師が在宅療法支援を行うために必要な視点」
②日本脳神経看護研究学会「脳卒中再発予防に向けた個別性のある生活指導について
  ~患者理解に必要な情報収集内容の明確化~」
3月 なでしこ会総会

新人看護師歓迎会

  4月に新人・新任者が部署に早く馴染めるように看護部主催のなでしこ会で新人歓迎会を行っています。
  歓迎会では、軽食やお菓子を囲んで和やかな雰囲気で談笑しながら、各部署の紹介や新人の自己紹介、ゲームやクイズ等の参加を通して、新人・新任者が各部署のスタッフと親睦が図れるように、毎年さまざまな企画を準備しています。
  新人さんとスタッフがお互いのことを知り、関心に繋がればと思っています。
(令和2年度、3年度は中止しております)
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スタッフ募集

 看護師採用募集はこちら


富山県済生会富山病院看護学生修学資金制度について

 当院では、看護師養成学校(大学、短大、専門学校)を卒業し、将来当院の職員として地域医療に貢献しようとする意思のある看護学生に対して、修学資金の貸与制度を設けています。

制度の概要
1.制度の名称
 富山県済生会富山病院看護学生修学資金
2.対象者
 免許取得後、当院へ就職を希望する看護専門学校または大学看護系学部に在籍する学生。
本県出身者に限る。
3.貸付金額
 月額50,000円(無利子)
4.貸付期間
 貸与決定の月~卒業する日の属する月
5.募集枠
 若干名(新入生 在学生)
6.選考方法
 面接および書類選考

※富山県済生会富山病院看護学生修学資金規程についてはこちらをご覧ください。

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