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整形外科

ご案内

診療科の特徴

 大病院では3時間待ちの3分診療とよく言われています。当院の整形外科では十分に時間をかけられない場合も多々ありますが、その中でも可能な限り十分な診察と説明をするよう心がけています。
 整形外科は簡単に言うと体の部位で手足、背骨を担当しますが、対象となる疾患は、主に、①外傷(骨折、アキレス腱断裂、靭帯損傷など)、②慢性疾患(膝痛、肩痛、首痛、腰痛など)、の二つに分類されます。

① 外傷について

 骨折といえばすぐギプスを思い浮かべる方が多いと思いますが、治療法は日々進化しています。部位によってはほとんどすべて手術をしたほうが良い場所(股関節周辺などの骨折)や、手術をしてもしなくてもどちらでもいい場所(手首付近など)、ほとんどすべて手術をしなくてよい場所(背骨の圧迫骨折など)、があります。われわれ整形外科医は手術をする、しない、おのおののメリット、デメリットを考えて治療しています。その方の生活状況が治療法に影響する場合もありますので、遠慮なく担当医とご相談ください。

② 慢性疾患について

 レントゲン、MRI、CT,造影検査、採血、電気生理学的検査などで診断をします。手術をしない治療を行ってどうしても改善しない人には手術療法を行っています。

 最近の医療制度では、当院のような施設は入院や手術を要する治療を担当することが求められています。投薬、注射、リハビリなどを中心とした通院で治療する疾患については当院から開業医の先生を紹介したり、逆に入院や手術が必要な治療する疾患の場合は開業医の先生から当院を紹介されたり(これを病診連携といいます)、周辺の先生方と連絡を密に取り合って治療を行っています。

当院でよく行われている手術療法

(1)骨折の分野では、小侵襲プレート固定、髄内釘固定、経皮的鋼線固定など

(2)関節の分野では、人工膝関節置換術(平均屈曲角度135度前後、入院期間約3週)、人工股関節置換術(入院期間2~3週)、前十字靭帯再建術(すぐに全荷重歩行を開始、入院期間1~3週)、膝関節鏡手術(半月板切除など)、肩関節鏡手術(習慣性脱臼制動術など)など。
早期退院ができるもの、じっくりとリハビリが必要なもの、それぞれに応じて多様性を持たせています。

(3)首、腰などの脊椎の分野では、腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの除圧手術、腰椎すべり症のひどい方にはネジを使って固定する手術(いずれも翌日から離床)、頚髄症には椎弓形成術(脊髄の通り道を広げる手術、翌日か翌々日に離床)など。
できるだけ手術前の症状がすっきりよくなるように心がけています。

(4)末梢神経、手の分野では、神経除圧術(手根管症候群、肘部管症候群など。入院なしか1泊2日)など。

その他、富山市少年野球リーグの肘関節検診のお手伝いも行っています。

ひざや股関節の痛みにお悩みの方へ
当院の人工関節センターページをご覧ください。
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スタッフ

藤井 秀人(ふじい ひでと)
100881_07.jpg 卒業年 平成元年3月
役 職 手術部長
整形外科主任部長
人工関節センター部長
専門分野 関節・スポーツ
学会認定資格 日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
その他 日本人工関節学会評議員
中部日本整形外科・災害外科学会評議員
医師臨床研修制度に係る臨床指導医

吉田 晃(よしだ あきら)
100881_03.jpg 卒業年 平成4年3月
役 職 整形外科部長
専門分野 脊椎
学会認定資格 日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会指導医
その他 医師臨床研修制度に係る臨床指導医

相川 敬男(あいかわ たかお)
100881_05.jpg 卒業年 平成20年3月
役 職 整形外科副医長
専門分野 整形外科一般
学会認定資格 日本整形外科学会専門医
      
高嶋 勇人(たかしま ゆうと)
髙嶋勇人
卒業年 平成21年3月
役 職 整形外科副医長
専門分野 整形外科一般
学会認定資格 日本整形外科学会専門医
その他 医師臨床研修制度に係る臨床指導医

担当表


外来担当表一覧・休診・代診案内はこちら


受付時間  
午前
初診8:30~10:30
再診8:30~11:30
1診
藤井 吉田 藤井 吉田 藤井
2診
吉田 高嶋 相川 高嶋 相川
3診
高嶋 相川 高嶋 藤井 吉田
午後
16:30~17:30 火
1診

【少年野球肘外来】
藤井(予約制)



 

手術について

脊椎疾患の手術療法

脊椎疾患について
 当院では、脊椎の手術が必要な患者さんが年々増加傾向にあり、平成25年には手術件数が190件、平成26年には200件余りの手術を行っています。
  主な手術は腰椎の内視鏡手術で年間120件ほど行っております。内視鏡手術は2cm弱の創で直径16mmの筒を入れ、その中にカメラを入れ、モニターを見ながら行う手術で、腰椎椎間板ヘルニア(再発ヘルニアも含む)、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などに対して行い、翌日よりあまりキズが痛くなく歩けるようにしています。通常は術後6日ぐらいで退院が可能です。

 下の写真のように手術を行っています。 
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 下の画像は腰椎の神経の通り道(脊柱管)が術前ものすごく狭くなっている状態を内視鏡手術で片側進入両側除圧(片方からの手術で進入側と反対側の両方の除圧を行う手術)で神経の通り道を大きく広げる手術をしたものです。
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 術前は矢印の部分に白い部分(神経の余裕)がまったくありませんが、術後は余裕が十分にあり、神経症状が改善しました。また、背骨にネジを入れる固定術は年間30件ほど行っています。神経の圧迫を取り除くだけでは難しいと思われる腰椎すべり症や腰椎変性側彎症や、神経障害のある圧迫骨折や破裂骨折に行っています。圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術も行いますが、症例数はそれほど多くはありません。
 頚椎疾患に対しては、脊髄症状の強い方には椎弓形成術(脊髄の通り道を広げる手術)や、上肢の神経痛が強い方には椎間孔拡大術(頚椎の神経根を後方から顕微鏡下に除圧する手術)などを行っております。

前十字靭帯(Anterior Cruciate Ligament, ACL)再建手術

現在当院で行っている手術法では靭帯を強力に固定できるため、術後2,3日で装具なしで歩行許可をしています。

病気のこと

 膝関節の上の骨(大腿骨)と下の骨(下腿骨)をつなぐ4つの靭帯のうち、前十字靭帯が断裂あるいはかなり伸ばされており、膝関節の不安定性(はずれそうになる、ぐらぐらするなど)が生じています。
 おとなしく生活して様子を見ることももちろん可能です。しかし生活上で不安定感がよくおきる人は不都合なことが多いと思います。また不安定な膝では半月板損傷などほかの損傷を起こす可能性が高くなりますし、年をとるとおこる変形性関節症(関節軟骨が磨り減ること)の症状が早く出現します。

治療

 手術をしない治療としては、内服薬、湿布などの外用薬,リハビリなどがあります。しかしこれらの治療をしても不安定感が強い場合や、将来の膝関節機能の悪化を予防したい場合には、手術的治療を行います。手術により新しく前十字靭帯を作る治療が、前十字靭帯再建手術です。

手術方法

膝の内下方を約5センチ切開し、大腿部内側後方に走る半腱様筋、薄筋を採取します(約25センチの長さ)。もともと前十字靭帯がついていた大腿骨、下腿骨の部分にトンネルを開け、骨の中に採取した腱を半分に折ったものを誘導し、大腿骨側はネジの先についた細い棒のところに引っ掛けて固定し、また下腿骨側はたくさんのピンがついたワッシャーで腱を押さえ込んで、金属のネジで固定します。

(非常にまれに半腱様筋、薄筋がうまく採取できない、細すぎる、などの場合には膝蓋靭帯を再建靭帯として採取することがあります)

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断裂した前十字靭帯(図中央)と採取する腱(左下)
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再建手術後


手術によるメリット
不安定感が軽減する
将来的に半月板損傷や変形性関節症をおこしにくくなる

手術によるデメリット
手術創周囲の違和感が残る(特に下腿前面の知覚低下、しびれなど)
不安定感の改善と引き換えに、しっかりとした関節になり、完全に伸びない、正座ができないなどが起きることがある

手術直後

鎮痛と腫脹予防のため患部をアイシングシステムという機械で冷やします。膝関節内に血液が貯まらないようにチューブを留置します。1~2日でチューブは抜去します。

後療法(リハビリテーション)

手術の前からリハビリを始めます。手術前は現在の状態の評価、筋力増強訓練、術直後の運動指導、などを行います。手術によって新しく作った靭帯は骨としっかりくっつくまでには数ヶ月かかるため、一般に行われている手術方法では術後しばらくは完全に伸ばすこと、曲げることを禁止したり、再建靭帯に負担をかけないようにするために大きな装具を装着しています。しかし現在当院で行っている手術法では靭帯を強力に固定できるため、術後2,3日で装具なしで歩行許可をしています。手術後は主に以下の運動を中心にリハビリが進みます。

1)筋力をつける練習

膝を伸ばしたまま下肢全体を持ち上げる練習(SLR),膝に力を入れて伸ばす練習などがあります。筋力がないと力が入らず歩けないので、手術翌日からでも練習を始めます。

2)関節を動かす練習

CPMという機械を使い、ベッド上で寝ているときから動かす練習を始めます。リハビリ室へ行くようになると、この機械での練習と理学療法士による練習との両方を行います。

3)生活動作練習

歩行が上手になってくるにつれて階段、床からの立ち上がりなどの自宅で生活するための練習が加わります。

 大まかな日程としては、手術後チューブが抜けた1~2日目からCPM、車椅子乗車、2~3日目からリハビリ室へ行って歩行練習、1週くらいで片松葉杖での歩行、2週くらいで杖なしの歩行、となり、手術後約2から3週間で退院となる予定です(学校、仕事などに応じて変化あり)。リハビリは2から3ヶ月を要します。


退院後の注意

再建靭帯がある程度の強度になるには数ヶ月かかります。強くなる前に負担をかけすぎると再断裂する場合があります。また、再建靭帯が強くなっても、大腿四頭筋の筋力が弱いままではスポーツに復帰できません。再建靭帯の強度、筋力回復の程度、などをみながら生活指導をしていく予定です。


診療実績

 手術件数
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少年野球肘外来

平成24年4月から少年野球肘外来を開いております。
(担当医 整形外科部長 藤井秀人)
  • 毎週火曜日 16:30~17:30
  • 完全予約制
直接、あるいはお電話で整形外科外来受付にお問い合わせください。
TEL:076-437-1111(代)
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